もう今週で6月も終わりですね。
6月26日は「佃煮の日」という記念日だそうです。
佃煮の発祥の地である東京・佃島(中央区佃)の守り神である住吉神社が創建されたのが1646年(正保3年)6月29日だったことからこの日になったそうです。
佃煮とはしょうゆ、みりん、砂糖などで甘辛く煮付けた料理ですね。日本全国の名産品にもなっています。昆布、マグロ、カツオなどの魚介系の佃煮が多いです。
トラスティ田無-Ⅱでは朝食に佃煮が出ることが多いですね。また6月29日(火)の夕食にも昆布煮をご用意いたします。メインは鯖煮で、厚焼き玉子、ほうれん草おひたし、ナス肉詰め、ごはん、うどん煮込みの予定です。
佃煮は江戸時代、徳川家康が大阪市西淀川区佃から腕の立つ漁師を江戸に呼び寄せ、隅田川の干潟を埋め立てて住まわせたことから始まっているそうです。
隅田川の埋め立て地は現在の東京都中央区佃島に当たるそうです。その佃島の漁民は、悪天候時の食料や漁の船内食用に自家製で小魚や貝類を塩やしょうゆで煮詰めて保存食としていたそうです。雑魚がたくさん獲れると佃煮を大量に作って、それを売り出すようになったそうです。保存性の高さと価格の安さから江戸庶民にも普及し、参勤交代で江戸に来る武士が土産物として各地に持ち帰ったため全国に広まったという説だそうです。
なぜわざわざ関西の漁師を呼び寄せたかというと、江戸時代前の本能寺の変の時、徳川家康がわずかな手勢とともに現在の大阪市住吉区あたりで川を渡れず困っていた時に、佃村の漁民たちが助けてくれたそうです。それ以降、徳川家康が佃村の漁民たちに特権を与え、江戸に入る際に呼び寄せたという言い伝えがあるそうですよ。
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